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2022JリーグYBCルヴァンカップ決勝レポート~敗れたあとに残るもの~

どうも、セレサポ.netライターの牧落連です。2022JリーグYBCルヴァンカップ、昨年に続き決勝進出を果たしたセレッソは10月22日に国立競技場でサンフレッチェ広島と戦い、準優勝となりました。

もちろん勝ちたかったですし悔しい気持ちもあります。けれど、この敗北を無駄にしないためにもレポートを遺しておきたいなって思い、筆をとりました。今は読みたくない人、まだ疲れている人はすぐに読まず、何日後でも何か月後でもいいので、その時読んでもらえると嬉しいです。

2代目国立競技場にて

今回、試合会場となったのは2021年の東京オリンピックの舞台となった国立競技場です。竣工したのは2019年で、それまで同地には1964年に開催された東京オリンピックのメイン会場である国立霞ヶ丘競技場陸上競技場があったので今の国立競技場は2代目国立競技場ということになります。

出来てまだ3年、真新しいスタジアムは特別な試合のために美しく飾り立てられていました。最大収容人数67,750人の巨大スタジアム。観客数はコロナウイルス対策のためか39,608人でしたが、それでも去年とは比べ物にならないほどの熱気でした。

これは私の主観ですが、天皇杯はどこかNHKっぽくて、ルヴァンカップは民放っぽいと思ってます。シンプルだからこそ荘厳な空気が流れる天皇杯決勝もいいですけど、思いっきりショーアップされたルヴァンカップ決勝もそれはそれでいいものです。

セレサポの応援も負けず劣らず素晴らしいもので、選手のためにできること、その何もかもをキチンとやり遂げられていたと思います。

ベストを尽くしたセレッソ

選手のプレーも素晴らしいものだったと記録しておきたいです。サンフレッチェ広島はこれまで3戦3敗の苦手な相手、4-4-2を用いるセレッソの守備と3-6-1の広島の攻撃とは相性が悪くてサイドバックの松田陸、山中が上がりにくいんですよね。

それでもみんながハードワークを続けて状況を打開しようとしていました。奥埜は故障明けとは思えない運動量で敵の攻撃を限定させ、ヨニッチ、鳥海、ジンヒョンが最後の最後でしのぎ切る。上門や毎熊は長距離ランナーで東京オリンピックに出られたんじゃないかと思うほど走り回って攻守に頑張っていました。

後半に入ると為田のところで起点ができて攻撃の糸口も見え始めてきました。流れを呼び戻し、上門とともにチェイシングを続けてきた加藤がゴールを決めたときはタイトルに近づけられた喜びと、彼らのがんばりが結実した喜びとで落涙してしまいました。

神様がくれた課題

ただ、今年のセレッソは終盤に弱かった。試合をいい意味で壊すこともできなかったですし、試合を決めきるほどの得点力もなくて……。選手もそれを理解していたでしょうし、そのために最後の最後まで集中しようと考えていたはずです。でも、最後までこのウィークポイントを修正しきれなかった。

私はそれを「神様がくれた課題」だと思うようにしました。もっと強くなるためには終盤の戦い方を確立すること、直さなきゃいけないポイントはハッキリしているんです、この課題を解決できたなら小菊セレッソはもっともっと強くなれる。

そのためには選手個々の力をレベルアップも大事ですが、フロントの尽力も不可欠です。監督の目指すサッカーを見つめ、それに合う選手を揃えなければ試合が始まる前に優劣が決まってしまいます。高価な選手、有名な選手はお金やコネがあれば呼べるけれど、セレッソに合うか合わないかを見極めないといけない。フロントに課せられた大切なお仕事です。

それでも、セレッソが大好き

ちょっと愚痴っぽくなりましたが、最後はポジティブな話で締めくくりたいです。

まずは選手たちです。昨年から主力選手がある程度入れ替わりました。J2のクラブから移籍してきた選手やルーキーにとって、このような舞台での試合は初体験だったはずです。

それでも、誰ひとり気後れすることはありませんでした。むしろ今季ベストという働きをした選手もたくさんいました。彼らは伸びしろたっぷりで、いいやつばっかりで、セレッソでタイトルを獲りたいと言ってくれてます。いいこと言ったあとサラッと移籍する選手もいないことはないですけど、今は選手たちの言葉が本当だと信じたいです。

そして、サポーター。前述しましたけど、長い長いセレッソの歴史の中でもこの試合の応援はベストでした。コレオの完成度も声量も胸をはれるものでした。朝早くからゴール裏が集まって準備を進め、気合いを入れて飛び続けた。中心になったグループも選手同様に若く、伸びしろたっぷりで、いいやつばっかりで、そして何より疑う余地が全くないセレッソが大好きな人たちです。

彼らがその情熱を持ち続けている限りセレッソはいいクラブであり続けるでしょう。少なくとも間口が広くて生観戦未経験な人でもフラッと来てもらえる。それって悪いことじゃないですよね。

まとめ

まずはセレッソに関わる全員にお疲れ様と言いたいです。スタジアムに来た人も、来られなかった人も、セレッソの勝利を最後まで信じ続けていたみんなには、ゆっくりとでもいいので前を向いて応援し続けていってほしいです。

セレッソはかつて、観戦環境としては最低ランクの長居第二(現ヤンマーフィールド長居)からスタートし、長居スタジアム(現ヤンマースタジアム長居)でのたくさんの悲劇を乗り越えて、ヨドコウ桜スタジアムでさらなる成長を続けています。大阪という街に根ざすだけにとどまらず、他府県のサポーターも増えましたしね。フロントさえ頑張ってくれりゃ、星の数は必ず増えていきますよ。それでは!

サンフレッチェ広島サポーター @Kita11Sanfre さんから動画をご提供いただきました。

 

取材・写真:牧落連

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