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【2024シーズンマッチレポート】第1節FC東京戦「帰ってきた非日常」

セレサポ.netライターの牧落連(まきおちれん)です。

待ちに待った2024シーズンの開幕!セレサポ.netでは今シーズンもセレッソ大阪、そしてセレッソ大阪を支えるサポーターの活躍を追いかけますのでよろしくお願いします!

今シーズンの大会ルールをさらっとご紹介

昨シーズンのJ1リーグは全18チーム総当たりの34試合、最下位のクラブがJ2リーグに自動降格でした。今シーズンは2チーム増えて全20チーム総当たりの全38試合、下位3クラブが自動降格となります。

リーグ戦が4試合増えるので、年間パスポートを買っているサポーターさんはちょっとお得な感じがします。一方、普通にチケットを買って試合観戦するサポーターはちょっと負担になりますね。イナミックプライシング(価格変動制)が導入されたので試合ごとの価格がバラパラなのも気になるところです。私はセレッソ初心者が来やすいスタジアムにしてほしいというのが持論なので、このあたりは改善してほしいなぁと思っています。

クラブ創立30周年、悲観のJ1リーグ制覇に向けて

それから、2024年はセレッソ大阪にとって創立30周年となる特別な年。 母体でもあるヤンマーも力を入れているようでスペシャルムービーが公開されています。古参サポには懐かしい顔もたくさん観られますね。

セレッソの今シーズンへの「気合い」は開幕戦、FC東京戦でも端々に感じられるものでした。ちょっとまとめてみますね。

30周年に懸けるセレッソ大阪

よく訓練されたサポーターならご存知「バス待ち」。試合開始2時間前くらいになるとメインスタンド北側にセレッソの選手たちを乗せたバスが到着し、凛々しい表情でロッカールームに向かいます。サポーターはそれぞれの推しに声援を送って後押しするのが慣例です。選手にとってもモチベーションが上がる瞬間のようですね。

これまでのバスはセレッソピンク一色で、それはそれでカッコよかったのですが、今年の選手バスは……

じゃん!落ち着きのあるブラックのボディにセレッソのエンブレムが映えるスタイリッシュなデザインに。サポーターの皆さんもどよめいていました。そして、オフィシャルスーツに身を包んだ選手たちが現れると、さらに大きなどよめきが……。

最初に現れたのはキム・ジンヒョン選手。いや、カッコよすぎでしょ!韓国ドラマの主人公クラスのオーラが出ていました。バスのカラーリングやオフィシャルスーツ、細かなところまでキチンと整えてくれてるの、いい意味でこれまでのセレッソらしくなくて好印象でした。

今シーズンはマッチレビューもお届け!

セレサポ.netはサポーターのためのサイトなので試合分析は不得手な分野でしたが、今年からはセレサポのおか(@ooo_waa_)さんのマッチレビューを一部引用し紹介させていただくことになりました。

note(ノート)

シーズン開幕しました!!待ち遠しく感じましたが、あっという間にシーズンが開幕した感じもします。去年のホーム最終戦以来のゴ…

私はサッカーの有識者ではないので細かいところはわからないのですが、おかさんのマッチレビューを読むと今年のセレッソがどれだけ進化したのかがよくわかります。

特に印象的なのはこの部分です。

田中をアンカーに置き、最終ラインと田中の脇は流動的に変わります。基本的には田中の近くに登里が現れ、4-4-2で守るFC東京のトップに2枚の斜め後ろに立つことで、間で受けるもしくは、田中のパスコースを前線の2枚が切ろうものならサイド経由で運ぶ形を取りました。

FC東京の前線2枚が中央のパスコースを封じ切っていない場合は、田中の横に登里が現れ、中央のパスコースを増やします。これによりFC東京の中盤は田中+登里、更には奥埜・香川まで見ないといけない状態になりました。

逆に前線2枚が中央のゲートを閉じるのであれば登里はサイドに戻り、外経由のパスコースを展開します。

J1リーグ第1節 セレッソ大阪 VS FC東京 マッチレビュー|おか @ooo_waa_

登里選手のポジショニングはいい意味でサイドバックらしくなくて、試合の流れにあわせて中に絞る動きを見せました。攻撃のときは起点になり、守備の際は相手をディレイさせたり、サッカーを知り尽くしたようなプレーは圧巻でしたね。

また、毎熊選手もスペシャルな選手になりました。日の丸を背負って戦った経験を活かし、攻守にわたって大貢献してくれています。セレッソの今季初ゴールとなったカピシャーバ選手のゴールも毎熊選手のインナーラップと鋭い突破が起点になりましたよね。

試合は引き分けでしたが中身が濃くて見ごたえのあるいい試合でした。

みんなにとっての開幕戦

サポーターもサポーターで、開幕戦に懸ける感じが最高でした。コレオグラフィーは美しかった。

選手もゴール裏に挨拶してましたね。

小菊監督はいつもセレッソに関わる全ての人を「セレッソファミリー」と呼んでいますけれど、昨年のホームダービーや今季の開幕戦を観ていると、私たちセレッソサポーターもファミリーの一員なんだという気分になってテンション上がるし、気が引き締まりました。

これまで長い間セレッソを応援してきたサポーターにとっても、サポーター歴がまだ浅いサポーターにとっても、これからサポーターになる人にとってもいいシーズンにしたいですね。

セレサポ.netではマッチレポート以外にもアウェイ遠征に役立つ情報や小ネタをバンバン配信する予定です。今年もどうぞよろしく!

 

写真・文:牧落連

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