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セレッソ大阪2022シーズン振り返り~頂点を目指して~

2022年11月5日、セレッソ大阪は2022年のすべての試合を消化。明治安田生命J1リーグを5位、天皇杯ベスト8、JリーグYBCルヴァンカップを準優勝で終えることができました。

ワールドカップが今月末から開催されるため今年はリーグ戦もカップ戦も通常より1か月以上前倒しの変則日程になったので、まだオフシーズンになったという実感が湧かない人もいるのではないでしょうか。

今回は、そんなセレッソ大阪の2022年シーズンをざっくりと振り返ってみたいと思います。

主力離脱が相次ぐも手堅い成績

まずは成績の総括といきましょう。夏場に入ると無敵状態、秋に入っては勝ちきれない、そんな浮き沈みの激しいシーズンという印象ですが、数字だけを追ってみると得点47はリーグ5位、失点40は7位、得失点差は5位と結構無難なシーズンでした。昨シーズンは残留争いに巻き込まれリーグ戦12位。得点こそ47と変わらない数字だったものの、失点が51もあったので今季は守備陣の立て直しに成功したシーズンだと言えます。

冷静に考えると、昨シーズンの中心選手だった丸橋祐介、原川力、清武弘嗣がケガで長期離脱した上にトラブルまで重なったのに成績が上がったというのは、小菊昭雄監督やコーチ陣の指揮や若手・移籍組の選手の頑張りによるところが大きかったのではないでしょうか。

私が個人的に推していたのは今年レギュラーを獲得した鳥海晃司、鈴木徳真、山中亮輔の3選手です。本当はもっとたくさんいるのですが書き出すと長くなるので今回はこの3人をピックアップします。

まず、鳥海選手は移籍2年目。マテイ・ヨニッチとのセンターバックコンビが定着していなければ、これほど失点が減ることはなかったでしょう。

鈴木選手は……居なかったら何位だったでしょうね。攻守のリンクマンとしてだけでなく、プレスキッカーとしても質の高いボールを供給していました。甘いマスクでセレ女のハートも掴んでいましたし、いいとこだらけの選手です。

山中選手も、居ないと困る選手です。今季のセレッソはカウンターが魅力、山中選手のアーリークロスの速さと正確さはインパクトのある武器でした。

観客動員数は課題ありかも

一方、観客動員数は伸び悩みました。J1リーグ戦、ホームゲーム17試合で194,260人(平均11,427人)とリーグ12位に終わっています。

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ヨドコウ桜スタジアムの収容人数は24,481人ですから、声出し応援の際にはゴール裏の席数が50%になってしまうことを加味しても、もう少し入ってもよかったのではと思ってしまいます。

観客動員数トップ3は浦和レッズ(埼玉スタジアム2○○2、収容人数63,700人)、FC東京(味の素スタジアム、収容人数49,970人)、横浜F・マリノス(日産スタジアム、収容人数72,327人)なので、人気クラブや収容人数が多いホームスタジアムを持つクラブが有利なように考えてしまいがちなんですが、5位はヨドコウ桜スタジアムとほぼ同規模の等々力陸上競技場(収容人数27,495人)がホームの川崎フロンターレなんですよね。

以前は阪神タイガースや今年日本一になったオリックスバファローズ、それに他の関西Jリーグ3クラブと客の取り合いになってるのかとも考えたこともありました。ですが、京阪神(大阪府、兵庫県、京都府、2019年時点で人口1670.3万人)よりもプロスポーツが盛んな首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、2020年時点で人口4,434万人)ではプロ野球だけで5球団、Jリーグに至っては13クラブもあります。

人口をプロ野球チーム数とJリーグのクラブ数で割ると関東圏が2,463,333人なのに対して京阪神は2,783,833人と、むしろ競争は緩めです。来季からはJ3に参加するクラブも増えることですし、今のうちに打開策を練っておきたいところです。

楽しみ方は人それぞれ

成績や選手の頑張りに見合うファン層の拡大は必至です。私も色々と考えていたのですが、最近、面白い客層が生まれつつあるようなのでそれを取り上げてみたいと思います。

これまではクラブの応援が中心のサポーターと選手個人を追いかける個人サポーター、いわゆる個サポ、それに一見さんやビギナーが加わるイメージだったんですが、近頃の比較的若いサポーターたちの中には試合をひとつのイベントとして楽しむ人もいるようです。

彼、彼女たちのSNSを見ていると、勝負にこだわらず、USJに行ったりコンサートに参加するような感覚でセレッソの試合を楽しんでいます。勝てば楽しいし、負けてもそれなりに満足している様子です。

コアなサポーターの中にはこういうライトな層を嫌がる人もいると思うんですが、クラブにとっては大事な存在だったりします。試合運営やイベント、キャンペーンなんかをしっかりしていれば、成績や選手の移籍に大きく左右されないファンが生まれたということですから。今までクラブを支えてきたサポーターの方々には「よう来たね、楽しんでってや。」くらいのスタンスで見守ってほしいなと思います。

鶏が先か卵が先かなんてことを言いますが、プロスポーツの場合はまず観客が増え、それに合わせてスポンサー収入も増し、そこからいい選手を獲得してチーム強化をするというサイクルが健全だと2014年に痛いほど思い知りました。フォルラン、史上最攻、うっ、頭が……。

まぁ、それはともかく色々な価値観、色々な観戦スタイルの人たちがスタジアムに集まり、楽しみ、それぞれが満足して家路につく。セレッソにはそういうクラブでいてほしいと願います。この流れがしっかりと出来れば、胸に3つ目の星がつく日もそう遠くないはずです。

 

写真・文:牧落連

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