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【小ネタ】ダービー、結局事件ありまくりだったね問題

いやーどうもどうも、強い方の大阪でライターしてます牧落連です。

アウェイ大阪ダービー盛り上がっちゃいましたね。試合前の理不尽な席割りから始まってパトリッキ・ダンスが終わるまでの間に色々なことがあったので、良いことも悪いこともできる限りまとめてみます。まぁ、良いことの方が多かったんですけどね。(勝者の余裕)

席割りマズすぎ事件(と、ステルスセレサポの大量発生)

最初の事件は試合が始まるはるか以前に起こりました。ダービーの席割りが発表された時は驚きましたよ、アウェイ席が南側ゴール裏の2階席だけだったんですから。

ホームゴール裏からアウェイゴール裏(2階席)とカテゴリー6(1階席)を臨む

パナソニックスタジアム吹田では過去の試合でもアウェイゴール裏を2階席だけにしたことがあります。けれど、ダービーでの採用は今回が初めてでした。これまでのダービーではセレサポさんもいらっしゃい、いっぱいお金落としてくださいという感じだったんですが、いよいよ精神的な余裕がなくなってきたようです。

この席割りに付随するようにスタジアムルールの徹底もアナウンスされました。アウェイスタンドとそのコンコース以外の場所でのセレッソ応援グッズは所持厳禁と念押しをされます。その結果、大量の「ステルスセレサポ」が誕生することになりました。

ステルスセレサポとは、セレサポだけどアウェイ席がとれなかったり他の席種から見たいという理由からグッズ類を一切持たずにスタジアムに来たセレサポのことです。一見するとどっちのサポーターかわからないただのサッカー好きな人に見えるわけです。

この席割りだと同じ席種にホームのサポーターとステルスセレサポが入り交じることになります。ヨドコウ桜スタジアムの場合はどっちのチームのユニフォームでもいいですよというミックス席がありますが、今回はそういう席もない。だから熱いサポーター同士がぶつかる可能性もあったんですよね。危険なのでこの件に関しては今後クラブ運営者にご一考いただきたいです。

客足戻ってないんじゃないの事件

2019年以来、初めて入場者数の規制なくおこなわれた今回の大阪ダービー。

しかし、スタジアムに入って驚いたことがあります。お客さんがホント少ないんです!1階席やアウェイゴール裏はさすがにみっちりと埋まっていたようですが、メインスタンド、バックスタンドの2階席はかなり空いていたし、ホームゴール裏でさえ2階席やコーナー付近は空席がありました。

コレオグラフィーは1階席のみ

聞けばこの日の観客数は22,531人とのこと。新型コロナウイルスがまん延し始めた2020年以降、パナソニックスタジアム吹田でおこなわれたダービーは今回を含めリーグ戦3試合(うち無観客1試合、入場者数制限試合1試合)ルヴァンカップ2試合となります。その中では最多の入場者数ではあるものの、少し寂しい気持ちになりました。

プロ野球を見ていると観客数はコロナ禍前の水準に戻りつつあります。一方でJリーグの観客数はまだまだといった感じで物足りなさを感じます。次回はセレッソの選手が奮い立つような満員のスタジアムにしたいですよね。

試合展開、劇的すぎ事件

ダービーは特別な試合です。試合前の順位とかチームの勢いとか関係なく、勝ちたいと強く願ったほうが勝ちます。2017年のルヴァンカップダービーもタイトルを獲るんだという強い意志が木本恭生の勝ち越しゴールを呼び込んだのです。今回も本当に熱い試合でした。

前半開始早々に失点するもそれ以上崩れず、後半始まってすぐに同点ゴール。ロスタイムには今シーズンのセレッソが最も得意とする高速カウンターが炸裂して劇的逆転勝利となりました。

ステルスセレサポ、ここまでよく我慢してました。同点ゴールでも浮かれることなくじっとリアクションせずにいたんですよ。でも、ロスタイム決勝ゴールで喜ばないというのは無理です。筆者が潜んでいたカテゴリー6(南側ゴール裏1階席)でも普段着姿のステルスセレサポが一斉に立ち上がり歓声をあげました。

前の席にいた家族連れの皆さんごめんなさい、ぼかぁセレサポだったんです。あと左隣の人もセレサポでした。それから右隣のカップルもセレサポです。ついでに後ろの方で変な踊りを踊ってる人たちも全員セレサポだったりします。ゴメンナサイ。

We are CEREZO歌ってしまった事件

さてさて、ここまではおちゃらけたテイストで書ききれる事件でしたが、これは本当の事件です。試合終了後歓喜したセレサポの一部がチャント『We are CEREZO』を歌ってしまったのです。

これはコロナ禍のスタジアム観戦マナーの禁止事項である“歌を歌うなど声を出しての応援、指笛”に該当します。クラブもこれを重大な事象であると判断し、試合直後にホームページにて注意喚起をおこないました。

筆者の席がサポーター席の真下だったのでハッキリとは確認できなかったのですが、一部のサポーターから自然発生した応援をコールリーダーが止めきれなかったというのが真相のようです。クラブの対応も早かったですが、Jリーグ側がどう捉えるかは今後の進展を待つ必要がありますね。

この件については一部のホームサポーターが負け惜しみからいちゃもん……いや、正義感から問題視しています。サポーター席がコロナウイルスのクラスター化する危険もありますし、ここだけ除けば文句なしのダービーだったので悔やまれる事件でした。

まとめ

今年のダービーはリーグ戦とルヴァンカップの4試合、結果はセレッソの3勝1分けとなりました。1分けもルヴァンカップの勝ち抜け条件をクリアするために無理をしなかった結果なのでほぼ完勝となります。リーグ戦の2勝(ダブルと言うそうです)だけでも99年以来23年ぶりということなので、ここまで相手を圧倒したシーズンは初めてですね。

来シーズンのことを言うのはまだ早い気がしますが、今後もこのようなダービーが続くといいなと思っています。

……あっ、ひとつ忘れていました。これも大事な事件ですよね。

「相手クラブ、何が何でも“セレッソ”と記載しない事件」

記載しないと負けないというジンクスが継続中なので今後もお願いしますね、ガンバさん。

 

取材・写真:牧落連

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