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今日のスタジアム(2020年8月23日)〜お腹いっぱいの「希望」〜

場所取りが不要になる未来

盆も過ぎたというのに殺人的な暑さが続く大阪。

この日のヤンマースタジアム長居では、その酷暑対策の切り札ともいうべきシステムが動き出した。Jリーグ公式アプリによる先行入場抽選の申し込みが始まったのだ。

これまでは(最悪の場合)試合の前々日からスタジアムへの入場順を決める「場所取り」が常態化していた。自由席でいい場所に座りたいなら2日前から長居に通わなければならなかったのだが、その入場順を完全な抽選制にしたのだ。

サポーターにも日常生活がある。そんな中で、何日も、何時間もかけて、スタジアムへの入場順を争うのは負担が大きかった。

すべての席が指定席となっている今は何の効果もないシステムではあるが、コロナ禍を乗り越えた時、我々がイメージしている日常が戻った時、サポーターたちの一助となることだろう。

素晴らしい試合の裏側で

肝心の試合は2-1で見事セレッソの勝利となった。清武弘嗣の素晴らしいゲームメイクと決定力、坂元達裕の圧倒的なスピード、柿谷曜一朗の魔法のようなボールコントロールと、見所たっぷりの素晴らしい90分だった。

しかしながら、帰宅後Twitterを見ていると眉をひそめたくなるような観戦スタイルが散見された。家族連れだからとソーシャルディスタンスを守らず密集する人、試合中ずっとグチばかりをこぼしている人、ヤジを飛ばす人がいたという。

筆者もバックスタンドで観戦していたが、試合時間が経過するにつれ、少しずつコロナに対する注意が薄れていってるように思えた。ヤジやグチも試合ごとに増えているように感じている。

もちろんほとんどのサポーターがルールに則って試合観戦を楽しんでいるのだが、このような観戦ルールを守れないサポーターがスタジアムにいるとわずかでも感染リスクが高まる。そして、これが続けば感染リスクを避けたいサポーターはいよいよスタジアムに足を運べなくなる。

従業員に対し、大人数が集まるイベントへの参加を自粛するよう通達している企業も多い中、サッカー観戦でコロナに罹患し、収入源を失うのは想像を絶する恐怖だろう。

一部の人間のルールを軽視する行動がサポーター離れに繋がり、ひいてはクラブを苦しめるのだということは、日曜夜の試合であるにも関わらず3,921人しか集客できなかったその数字が物語っている。

ある女性サポーターたちの行動が話題に

そんな中でも、自分にできることはないかと模索するサポーターがいたことは何よりの幸福だった。

観客が5000人までとなっている現在では、スタジアムグルメ(セレッソでは「セレッソバル」と呼称している)に出店してるお店は赤字になる確率が非常に高い。お店によっては売り上げが苦しいとSNSで発信しているところまである。

そんなセレッソバルの売り上げ貢献になればと、若い女性サポーターたちが様々なスタジアムグルメを購入し、仲間とシェアしたという投稿がTwitterで流れてきたのだ。購入した店舗は10店に及ぶという。

彼女たちのアクションによって全ての店舗が黒字化するわけではないだろう。ただ、スタジアムグルメ、セレッソバルという文化を残したいという気持ちが、出店されている店舗全てに希望を与えたことは間違いない。

こうしたひとつひとつのアクションがセレッソとセレッソを支える企業にとっての福音になることを願って、今日の記事を結びたい。

 

写真・文:牧落連

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