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【2024シーズンマッチレポート】第8節川崎フロンターレ戦「サクラホリックの凱旋」

こんばんは、セレサポ.netライターの牧落連(まきおちれん)です。

今回は不敗継続、首位奪取したリーグ戦第8節のお話です(名古屋戦では負けちゃいましたけど!気にしない気にしない!!)相手は登里選手の古巣、川崎フロンターレでした。本当に戦いにくい相手だったと思います。

たとえ調子が悪くても勝ち方を知っているチーム、タイトルの獲り方を知っているチームは怖いです。それでもホームヨドコウ桜スタジアムで、多くのサポーターの後押しを受け快勝、不敗記録を8に伸ばすことができました。この試合をさっそく振り返ってみましょう!

セレサポの通うバー、BarSakuraholicさんで景気づけ!

今日はセレッソの食に関するお話から。

ヨドコウ桜スタジアムの前身、キンチョウスタジアムがオープンする前後あたりまで、セレッソ大阪のスタジアムでの食事事情は本当にひどいものでした。ケータリングカーが普及していなかったり、ヤンマースタジアム長居が火気厳禁だったりで制約があったんですよね。

それが今ではメニュー豊富なスタジアムグルメを楽しめる「セレッソバル」が生まれ、どのお店も期待値以上においしい食事を提供してくれています。

そしてそして、2017年にはホームゴール裏スタンドの真裏に、おしゃれでアットホームなBarSakuraholic(バーサクラホリック)さんができました。

試合ギリギリまでグイグイ飲んだり、アウェイの試合を観戦できたり、サポーターへの優しい心配りが嬉しいお店です。

それもそのはず、このお店のマスターの土岐(とき)さんは、知る人ぞ知るベテランサポーター。拡声器を手に応援を先導するコールリーダーをしていた筋金入りのセレサポです。

コールリーダーってどこか怖いイメージないですか?でも、ご安心ください、土岐さんはめっちゃ優しくて、周囲には穏やかな空気が流れていて、お店もついつい長居してしまう不思議な雰囲気があります。

セレッソサポーターが集うお店ですが他サポさんも大歓迎。試合日はお祭り騒ぎ、試合日以外はゆっくりお酒を楽しめるいいお店です。私もこの日、ハイボールをいただいてからスタジアムへ向かいました。

今さらだけど、5レーンフル活用のセレッソはエグいです!

肝心の試合なのですが、所用によりいつも紹介しているおかさんのnoteはお休みになります。代わって私、牧落がお送りする超ザックリ試合雑感をお楽しみください。

あくまで体感でしかなかったのですが、今年のセレッソは「これ決められたら結果変わってたのにな」と思うことが少ない気がします。調べてみると面白い数字が出てきました。

総得点は(第9節の時点で)トップと1ゴール差、リーグ4位タイの13点と素晴らしいのですが、シュート数はリーグ12位の83本なんですよ。シュートにいたるまでの崩しがいいのでシュート自体は少なくてもキチンと決めきれてるって感じです。

その原動力は守備陣だと勝手に考えています。ジンヒョン、毎熊、鳥海(西尾)、舩木の最終ライン、偽サイドバックとして一列上がった登里と田中の3列目というこのメンツ。高いキープ力とパス能力を兼ね備えています。彼らがボールを回しながら相手の急所を探し、見つかれば前線に楔のパス。こういうシーンが多いですよね。

後ろが安定し、ボールを奪われる危険性が下がったので前線は思い切って上がれます。前の5枚は中央、両サイド内側、両サイド外側を流動的に移動するので相手とすればマンマークでもゾーンでも捕まえるのが難しい。なので敵陣に近い位置でゴールへのチャレンジが始まり、その成功率も高いというわけです。

前線を縦に5等分し、それぞれに選手を最低ひとり置く「5レーン」という考え方をキチンと実践できているからこそピンチは減りチャンスが増える。

4バック相手に前線5枚ですから必ず1人余るというのも大きなアドバンテージです。この試合の決勝点も左の内側に進出したルーカスに相手選手が惹きつけられて大外のレーンに入ったカヒシャーバがフリーでクロス上げられてるんですよね。レオセアラにとっては最高のクロスですよ。

こういう戦いができているチームは、今のところセレッソと広島くらいじゃないかな。

首位の景色はクラクラして……

シーズン半ばとはいえ首位に立ったわけですが、てっぺんの風景って怖いですね。他のチームはセレッソを分析し、対策を練ってくる。名古屋戦では引き気味の相手にポゼッションこそ奪いましたがカウンターに苦しめられた印象です。

ここから先、どの試合も胃が痛くなるような展開になるでしょうけど、簡単に負けるわけにはいかない。

艱難辛苦を乗り越えた先には歓喜の瞬間が待ってますよ。さて、次も大暴れしましょうか!

 

写真・文:牧落連

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