こんばんは、セレサポ.netライターの牧落連(まきおちれん)です。
今回は4戦無敗でむかえたJ1リーグ第5節、湘南ベルマーレ戦を振り返りましょう。勝ってるときはレポートもスイスイ書けちゃいますね!
最高のコラボレーション!第2回Re:valeダービー、勝手に開催!
セレッソ大阪はここ何年か積極的にコラボイベントを企画していますよね。ミュージシャン、ライムスター、アイドル、それからミスターSASUKEさんとか。
そんな中でも昨年おこなわれたアイドルグループ「Re:vale(リヴァーレ)」とのコラボは最高でした。
Re:valeのマネージャー(ファン)の皆さんは情熱的な上にセレッソ、ベルマーレ両クラブを、サッカーというスポーツを、そしてサッカー観戦という文化をリスペクトされていて、コラボイベントは大成功。今季のベルマーレとの試合はコラボイベントなしだったのですが、それでもたくさんのマネージャーさんたちがスタジアムに足を運んでくれました。
セレッソバル界の絶対王者、鶴心さんもマネージャーさんに楽しんでもらおうと、昨年コラボイベント限定だった「アボカドとセレソースのWソース」をマネージャーさん限定で復活してましたね。
試合当日は鶴心さんのからあげと、百(もも)くん千(ゆき)くんのぬいぐるみがX(旧Twitter)のタイムラインを埋め尽くしてくれました。
初めての外の世界で、コラボしたサッカーチームの試合で、しかも勝てて、めちゃめちゃサッカーに愛されてるモモちゃん🍑
前回は負けちゃってちょっと悔しかったからセレッソ勝つ所見れてよかった!!💃✨今回は近くで観れたから迫力もすごかったし、やっぱり試合観るの楽しい〜〜〜〜☺️🎶 pic.twitter.com/94PDOQJKJS— 🌻はむち🌻 (@86emSpiil) March 30, 2024
僕たちは湘南のォゥェンをガンバルヨッッ💚💚 pic.twitter.com/OCTmfW1k8Q
— ヵヮィィネ💖ァリガトーッ💚 (@yuppie_momopy) March 30, 2024
マジで人生最高だった日から丁度今日で半年だったし、そんな日にまた同じ対戦カードでヨドコウさんに伺えたの本当に嬉しかったし会場にもRe:valeファンめちゃくちゃいて最高に楽しかった〜~😭✨また来ます〜~😭⚽🌸 https://t.co/KhbvNX0KPg pic.twitter.com/2BXsc7Yl1h
— 悠花 (@yuka__1100kb) March 30, 2024
シンプルに色々なところからセレッソに興味持っていただけるのも嬉しいんですけど、私たちのようなサッカー文化に肩までつかったような人間には見えない“サッカー観戦のいいところ”を教えていただけるのがすごくいいです。
サッカー観戦てルール分からないしチームカラー持ってないから失礼だろうし…て敬遠されがちやけど、行ったら分かるけど誰もルール把握してるとかチームカラー身に付けてるとかで人を判断してないしWelcome感が凄い。アイナナもミリシラの人にムビナナ楽しめる!てオススメするでしょ?あれと一緒✋
— ゆりこ (@1632yuri) March 30, 2024
特にミックスバック自由席は値段とミックスと言うどちらのチームを応援してもいいしカラー身に付けてもいい、何も指定無い席だから自由度が高かった。普段着の人多かった。あと試合だけじゃなくて始まる前のフードエリアとか場外での吹奏楽演奏とか大道芸とか、とにかくイベントが多くてお祭り状態😍
— ゆりこ (@1632yuri) March 30, 2024
サッカーを初めて観戦された方の中で、3試合以上通っていただけるのは全体の8%だと聞いたことがあります。そのパーセンテージを少しでも上げていくためにはこういう気付きが大事なんじゃないでしょうか?
不敗神話継続中!3連勝で上位に食い込む!
さて、試合はというと満足度の高いものになっていたと思います。特に前半45分は両チームともにチャンスがあり、好守備があり、スタジアムの熱量はなかなかのものでした。
逆に言うとベルマーレに攻め込まれるシーンもたくさんあったわけです。このあたりは今季から試合分析に関してご助力いただいているおかさんの記事を見てみたいです。
WGのルーカスやカピシャーバがCBに外切りでプレスを掛けますが、低いサイドで張っている湘南のサイドバックにパスを通され、一気に運ばれて行きます。低い位置なのでSBのスライド距離が遠く、フリーな状態でボールが展開されます。しかしながら、全体のスライドめちゃくちゃ速いのである程度のところで前進はストップされます。
本来、3バックの相手にはWGが出てサイドバックが前にスライドをする。4バックの相手にはインサイドハーフが相手のCBにプレスをかける形を取っていたセレッソだったので今回の湘南の4バックは少し予想外だったかもしれません。
湘南は4-2-4のような形で中を閉じコンパクトな形で中央へのパスコースを消します。中央を制限する力を割いてきた印象があります。
ここで矢印を見るのであれば、中を閉じられているならば外を経由することが重要でありますが、WGのカピシャーバとルーカスの立ち位置が最終ラインとあまり変わらず高い位置にいます。パスの距離が長く、サイドバックも出やすい。舩木からカピシャーバの裏を狙いますが、ボールが伸びる軌道で出す必要があるので、今節は全て外に出るかヘディングで対応されてました。これはどんなレベルの高い選手でも難しいパスだと思います。
サイドの立ち位置問題は私が観ていて気になったところでした。フィードが上手い舩木選手でも何度かパスカットされていたので調整が必要ですね。ここが改善されたら今よりもっとチャンスが増えて、カウンターの危険性も減って、勝ち点も伸びていくはずです。
この試合でも純粋にチャンスの量が多かったのが勝因だったのではないでしょうか。強いチームの勝ち方ができるようになるなんて嬉しいです。
連戦を乗り越えて
この試合のあとセレッソはアウェイ連戦、柏戦では1対1のドローでした。タフなサッカーが持ち味のセレッソにとってはここが最初の関門になりますね。でも、今年のセレッソならやれるでしょ!と信じています。
写真・文:牧落連