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【コラム】被災した人たちのためにセレサポができること #cerezo

セレサポ.netライターの牧落連(まきおちれん)です!

新年一回目の記事になりますね。今年もセレサポ.netをよろしくお願いします!

大変なときこそスポーツの出番!

2024年は多難な幕開けとなりました。この記事を書いている時点にはなりますが、元日には北陸地方で令和6年能登半島地震が発生、翌2日には羽田空港で海上保安庁の航空機と旅客機が激突、5名の方がお亡くなりなっています。

現在進行系で苦しまれている被災者、被害者の方々とご家族のことをおもんぱかり自粛ムードが漂っていますが、こういうときこそスポーツの出番なのではないかと私は思うのです。

2011年に東日本大震災が発生した際には日本代表とJリーグ選抜「Jリーグ TEAM AS ONE」とのチャリティーマッチが長居陸上競技場(現ヤンマースタジアム長居)にて開催され、1億6970万7176円もの義援金が復興支援のために充てられました。

また、2016年の熊本地震の際にはロアッソ熊本の選手たちが被災地で復興活動に尽力し、セレッソ大阪も被災後初のホームゲームの相手として熊本入り、募金活動に参加しています。

支援は続けることが大事

支援をしていく中で一番肝心なのは、続けることです。震災が起きて、たくさんのニュースが流れて、最初の数週間はメディアも熱心に報道しますから何かやらなきゃなって気持ちになりやすいです。

私は阪神淡路大震災を大阪で経験し、東日本大震災の時にどんなことが起こったのかも知っています。倒壊した高速道路、何もかもを飲み込んでいく津波、夜になっても街を焼く火災。

けれど、被災した方々の苦しい生活は一時期のことではなく、長期戦となります。事実、東日本大震災の避難者数は12年目となる2023年11月時点でも29,733人にのぼります。ニュースにならなくなってからが本番。避難者の方々が全て戻るべき場所に戻れるまで震災は続いているのです。

我々個人が継続した支援活動、募金活動をするために大切のは、やっぱり楽しみながらやれることじゃないでしょうか。苦しい活動は長く続きません。サッカーを観るのが楽しい、ひいきの選手が活躍するのが嬉しい、落としたお金が被災地支援に充てられた。こういう楽しい活動は比較的続けやすいんですよね。

サッカー好き全員が仲間です

ここまで、ちょっといい過ぎと思われるくらい書いちゃうのにはちゃんと理由があります。サッカーというスポーツは相手がいないと成り立たないんですよね。

そりゃダービーのときは「潰せ」とか「俺たち大阪」とか言いますけど、本当に潰れちゃったら困るんです。プロスポーツチームが簡単に潰れるわけがないと思われるかもしれないですが、1998年には横浜フリューゲルスが消滅しています。女子サッカーでも野球でも、球団消滅やフランチャイズ移転なんてザラにあるんです。

今回の被災地域にはセレッソと対戦したこともあるツエーゲン金沢とカターレ富山のホームタウンが含まれていますし、アマチュアクラブもたくさんあります。彼らが生き残り、サッカーって楽しいと思う人がひとりでも増えることは、セレッソやサッカーが好きな人たちにとってもプラスになることなんですよ。

セレサポっておせっかい焼きなところがありますよね?被災した人たちのため、いい試合をたくさん見るために、復興のお手伝いしてみませんか?少しでも共感していただいた方のために下記に石川県の義援金受け付けページをおいておきます。それでは。

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について

 

写真・文:牧落連

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