セレッソ大阪サポーター有志によるセレサポのためのポータルメディア『セレサポ.net』。セレッソ大阪を今よりもっと応援したくなるような楽しいコンテンツを発信していきます!

いつか行ってみたいアウェイスタジアム~茨城県立カシマサッカースタジアム編~

Jリーグオリジナル10の一角にして国内タイトル獲得数最多を誇る鹿島アントラーズ。だがオリジナル10に加わるまでには様々な困難があったらしい。

アントラーズの前身である住友金属工業蹴球団はJリーグ発足直前は国内2部リーグであるJSL2部に所属しており、環境も決してよくなかった。そのため、Jリーグ初代チェアマンである川淵三郎氏は参加を諦めさせる意図で「観客席に屋根の付いた1万5,000人収容のサッカー専用競技場を建設できるなら考えましょう。」と言い放ったそうだ。(出典:Wikipedia

だが、その言葉が鹿島の心をひとつにし、わずか1年ほどの工期でチェアマンのリクエストに応えてみせた。それが、茨城県立カシマサッカースタジアムなのだ。

今回は鹿島アントラーズの意地と茨城県民の希望の象徴たる「カシマスタジアム」をセレサポ目線で紹介していきたい。

アクセス ★✩✩✩✩

これだけ持ち上げておいてなんだけれども、アクセスは最低の星1つとした。一度でもカシマスタジアムに足を運んだアウェイサポーターなら納得してもらえると思う。

スタジアムの東は太平洋、西は北浦、霞ヶ浦という湖があってまともな交通機関もない。たどり着くには水戸駅から鹿島臨海鉄道を利用するか、茨城空港から車で向かう「北回り」ルートと、JR鹿島線を利用するか、東京駅や成田空港から車を利用する「南回り」ルートしかない。

最もお財布に優しい移動手段となると関西圏から夜行バスで東京駅、そこから直行バスで2時間、この一択だ。陸の孤島という言葉はこのスタジアムのためにあるのかも、そう思わせる遠さだ。

スタジアム ★★★★✩

一方で、スタジアム自体は文句のつけようがないクオリティだ。2001年には日韓ワールドカップ開催地として改修工事がおこなわれ、40,728人収容のサッカー専用スタジアムに生まれ変わった。1階席はピッチに近く臨場感があり、2階席はほとんどが屋根に覆われている。

セレッソサポーターは狭苦しいアウェイ席に押し込められることになるが、それでも陸上競技場のスタンドと比べれば雲泥の差だ。スタンドの高さ、角度、座席の快適さ、どれをとっても日本トップクラスと言っていい。

あえて文句をつけるならスタジアム内外での自由度の低さだろうか。極めてごく一部の鹿島サポーターは非常に情熱的で、他のサポーターとの衝突もいとわない覚悟をお持ちだそうだ。なので、トラブルを防ぐためにアウェイシートを完全隔離することも珍しくない。その弊害が次に紹介するグルメの採点を厳しくさせているのだ。

スタジアムグルメ ★★✩✩✩

カシマスタジアムのスタジアムグルメはJ1にあっても屈指の旨さを誇っている。もつ煮、ハムやソーセージを焼いた串、メロン丸ごと使ったスイーツなど、スタグル界のレジェンドが勢揃い。特に肉料理の豊富さ、味わいは傑出している。

ところが、そのほとんどがアウェイシートからは購入不可となっている。納得いかないけれど、極めてごく一部の……いやいや、グチはここまでにしておこう。

鹿島サポーターに知り合いがいる人であれば、隔離されたフェンスの隙間からスタジアムグルメとお金を交換する「密輸」という手が使えるし、ゴール裏以外の座席(ホームスタンドのアウェイ側)で観戦するのであれば、応援グッズを見せびらかさない限りなんの苦もなく購入できるが、まったく面倒なお話だ。

評価としては、アウェイゴール裏から観戦するのであれば星1つ、メインスタンドで観戦するなら星3つ、というところだろうか。

総合点 ★★★✩✩

このスタジアムに対する評価は人により大きく違ってくるだろう。アクセスの悪さやスタジアムでの息苦しさなど減点要素は多いが、「それでこそのアウェイ!観光もグルメもいらん!オレはアントラーズを倒すためにここに来たのだ!」という人にとっては最適の場所と言えるだろう。

他方、「セレッソが好きだし、たまには遠征もしてみよう」という感じの人にとっては、アクセスの悪さも食べられないスタグルもヒリヒリした空気も減点要素のままなので満足度は低いだろう。

私、個人の評価は星3つだ。敵地で鹿島を倒した時の爽快感は格別だし、スタジアム自体をJリーグ創設や日韓ワールドカップ開催に関わった「日本サッカーの遺産」として見るのも悪くはない。なにより、こっそり食べるもつ煮の旨さは格別なのだ。

 

写真・文:牧落連
※記載内容は記事公開時点での情報に基づいています

最新情報をチェックしよう!
>本メディアは「セレサポ企画部」が運営しています!

本メディアは「セレサポ企画部」が運営しています!

セレサポ企画部は、セレッソ大阪の発展により積極的に貢献したいサポーター有志が集まり、アイデアを形にしていく団体です。 現在、部員も募集中!詳しくは下記ページをご覧ください。

CTR IMG