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【2026百年構想リーグマッチレポート】第3節サンフレッチェ広島戦「薄氷未だ破れず」

おはよう、こんにちは、こんばんは、セレサポ.netライターの牧落連(まきおちれん)です。

大阪ダービーではPK戦で惜敗したわれらがセレッソですが、次のアウェイ福岡戦では櫻川ソロモン選手の移籍後初ゴールとチアゴ・アンドラーデ選手のゴールで完勝。このサンフレッチェ広島との試合に90分間で勝利すれば首位というところまで立て直してきました。

ですが、2021年以来3分8敗と苦手にしている広島の壁を破ることはできず、悔しい敗戦となりました。悔しい試合だって振り返りましょう、いつかタイトル獲ったときに「この時は苦しかったね」と笑えるようにしておきたいので。

一足早く、ヨドコウに春到来

2026年2月22日は、先週の寒さが嘘のような陽気でした。2日前、2月20日の大阪市の最高気温はわずか11℃でしたが、この日は20℃と一足早い春の陽気。酒がうまいしスタグルもうまい。ビールが100円引きなのもありがたかったですね。

鶴心さんも大繁盛

今年初のヨドコウ桜スタジアム開催でしたが、球技専用スタジアムはやっぱりいいですね。目の前にピッチがあり、選手がいる。サポーターのチャントも爆音で聴こえる。屋根の影が西から東に伸びて日陰は適温、メインスタンドは観戦に最適な環境でした。わが家でくつろぐような快適さですよ。

今年のセレッソはデカい、けれど……

今シーズン、セレッソの選手構成は大きく変わりました。シンプルに言うとデカくなりました。180センチオーバーの選手だけで17人もいます。

攻撃の目玉は櫻川選手。191センチ94キロという強靭なフィジカルの持ち主で、ゴールだけではなくポストプレーも魅力です。昨年は高さ勝負で泣かされることが多かったので、大柄な選手を揃えた印象です。

フィジカル強くて勤勉な櫻川選手

守備陣だけ見ても、今節のスターターだと左サイドの大畑歩夢選手以外は全員180センチオーバーと、強さと高さ重視なのがよくわかります。

それでも、広島のロングフィードには苦しめられました。必ず両サイドの深い位置でバチバチの競り合いがあって、下手するとピンチになる。そこをケアすると今度は中央がおろそかになる。広島は新監督を迎えたばかりですが、きちんとチームが仕上がっていました。

大きさを重視したメンバーだと正確性とスピードが犠牲になります。昨年のハマってる時期だとハットン選手と上門聡樹選手がキチンと相手を追い込んで相手のパスの選択肢を消していたんですが、あれだけのスピードと正確性とスタミナを持った選手が2人揃うことはなかなかないので今は練習や実戦で全体の完成度を上げていきたいですね。

一方、こちらの守備陣はリスタート時、苦し紛れのパスを出すことが多い印象。特にキーパーの中村航輔選手はロングボールに逃げる場面が多かった。

そもそも、パパス監督がキーパーに求めているパススキルが非常に高いものなので中村選手を責める気にはならないですが、ならば福井光輝選手がスターターでもよくなかったかと思ったり。ここは長いシーズンを見据えた監督の判断だと考えたいですね。

奇跡はピンチに起こる

選手は頑張っていました。大畑選手は2度のピンチを神がかったクリアで救い、ディオン・クルーズ選手のロングフィードは櫻川選手のバイシクルシュートを呼び込みました。セレッソは頑張って頑張って、試合を1対2まで持ってくることができました。

ただ……これは奇跡でしょうか?幸福でしょうか?私はそうとは思えないんです。

チームがきちんと機能していたら、大畑選手はあんなクリアをしなくて済んだはずです。ラストプレー、もうチャンスがないと考えていなかったら櫻川選手はバイシクルシュートをしなかったでしょう。チームが強くて、試合運びも盤石ならば起きなかった奇跡なんですよね。

試合展開だけ見れば試合終了1分前に決勝点が生まれたので僅差に見えますが、主導権を握る時間は広島の方が多かった。アーサー・パパスが目指すサッカーならボール保持率とパス数が伸びるはずなんですが、ともに拮抗しているということは苦戦しているということなんですよね。

いいチームに苦戦するのは当たり前なんですが、11試合それが続くとさすがに悔しい。選手も監督も私たちサポーターも勝って笑うためにスタジアムに来て、試合に参加しているんですから。

レジェンドのイライラ

試合終了後、香川真司選手が珍しく審判にいら立つシーンがありました。何度か微妙な判定が続いていたこともあったでしょうし、自分自身やチームの仕上がりに納得がいかないところもあったのでしょう。枠をとらえていればという惜しいシュートもありましたしね。

ただ一時の感情でキレたのだとは考えたくないですね、何か意図があると信じたい。このドタバタがセレッソが変わるきっかけになると信じていたいです。

今日はここまで。

 

写真・文:牧落連

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