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【2026百年構想リーグマッチレポート】第1節ガンバ大阪戦「我慢、我慢の開幕・大阪ダービー」

おはよう、こんにちは、こんばんは、セレサポ.netライターの牧落連(まきおちれん)です。

2026年からJリーグが秋春制に移行するため、2月から6月までの期間は「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」が開催されることになりました。変則的な大会なのでルールも通常のJリーグとは一部異なるところがあります。詳しくは公式ページをご覧ください。

試合のルールも変わっています。一番の違いは90分で決着がつかなかった場合はPK戦となること、勝ち方、負け方で勝ち点が違うことでしょうか。90分間で勝利すれば勝ち点3、PK戦での勝利は勝ち点2、PK戦での敗北は勝ち点1で、90分間での敗北は勝ち点0となります。

この一生に一度の変則リーグ、われらがセレッソ大阪はほろ苦いスタートとなってしまいました。少し振り返ってみましょう。

久しぶりのヤンマー開催、ヨドコウと比べると……

ヨドコウ桜スタジアムの改修が2020年に完了すると、セレッソ大阪は以後、ダービーでもヨドコウを利用してきました。ヤンマースタジアム長居でのダービー開催は2019年シーズン以来となります。

言い換えるとこの5年間、セレッソサポーターはずっと球技専用スタジアムで試合を観てきたんですよね。5年ぶりのヤンマースタジアム長居の印象は少し変わっていました。

いいところはなんといっても規模感です。ヤンマースタジアム長居は47,853人収容の巨大スタジアム、Jリーグでこれを上回る規模のスタジアムは埼玉スタジアム2002と日産スタジアムしかありません。4万人を超える観客、サポーターの歓声やチャントは圧を感じるほどです。DAZNで観戦されていた方にも熱気は伝わったんじゃないでしょうか。

これ、セレッソにとっても大阪という都市にとってもいいことなんですよね。40,000人を超える人間が(普段よりちょっとお高目な)チケットを買い、大阪メトロや阪和線、近鉄戦や市営バス、自家用車を使って長居に集まり、セレッソバルや近隣の飲食店で食事をとり、グッズを買っていくわけです。

セレッソが儲かり、セレッソに関わる人が儲かり、セレッソを知らなかった人にもセレッソはすごいなと思ってもらえるいい機会でした。

一方で、ヨドコウ桜スタジアムの「近さ」に慣れてしまったコアなサポーターにとって、陸上競技のトラックの向こうでおこなわれている試合はどこか迫力に乏しいものでした。

セレッソ大阪というクラブができた時から、ゴール裏が芝生席の長居第二陸上競技場(現ヤンマーフィールド長居)にも通っていましたし、長居陸上競技場ができたときはなんて素晴らしいスタジアムだと感動したものですし、ずっとなんの文句もなく観戦していたんですよね。でも、一度球技専用スタジアムの素晴らしさを知ってしまうともう戻れない。

聞けば秋から始まるJ1リーグ戦でもヤンマースタジアム長居開催を予定しているそうで、クラブとしては利益出すために当然の判断なんですけど、どうなんですかね。

あとは……トイレが少なかったり、試合後40,000人が一度に帰ろうとすると通路が混雑してしまったり、30年前に設計されたスタジアムなんだなと感じるところがいくつかありました。この辺りは工夫次第で何とかなりそうなんでクラブには頑張ってほしいですね。

守備に光明が見えるも、惜敗

試合展開も少し残念なものになってしまいました。負けてしまったのももちろん悔しいですよ、それもあるのですが今年のセレッソがどんな戦いをするのかがわからないまま終わってしまったのがもったいなかった。

前半40分に退場者が出た、そのこと自体にはとやかく言わないです。10人になったところで5バックを選択したアーサー・パパス監督の判断は適切なものでした。ピッチ上の選手も託された役割をしっかりこなしていましたね。ケガから復帰した登里選手も立派なプレーをしましたし、レンタルバックした石渡選手も堅実なプレーで貢献していました。中島選手も数的不利をものともせずチャンスメイクしていたと思います。

個人的に一番グッときたのがキム・ジンヒョン選手ですね。昨年はほぼ一年間セカンドキーパー、プロ入り以来最も苦しいシーズンだったでしょう。年齢を考えると移籍や引退という選択肢もあったはずです。それでもセレッソに残り、厳しいトレーニングを重ねて、キャンプで監督の信頼を勝ち取ってレギュラーの座を奪回した。この試合でも90分間無失点と結果を出しましたね。

これだけ可能性を持っている選手たちを、できれば数的同数で戦わせてほしかった。それを観ていたかったというのが正直なところです。審判の判定も、PKの結果も運の要素が強いので感想はひかえます。

百年構想リーグは勝ち点1に意味に意味がある!

敗れてしまったとはいえ、数的不利の中相手を完封し勝ち点を奪ったことは意味があります。降格がなく、ゴールや出場記録がJリーグ記録に含まれないという非常に微妙な大会ですが、賞金があるんです、それもけっこう高額です。この試合もPKまで粘って200万を獲得しました。コツコツ勝ち上がって優勝すればなんと1億5,000万ですからね。

勝って、勝ち続けていただいて、賞金もらっていい選手を獲る。もしくは、ヨドコウ桜スタジアムの拡張にぶち込む。夢も感動もない動機になっちゃいますけど、貴重なボーナスステージだと思って頑張りましょう。

 

写真・文:牧落連

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